今週は、v0.3.0 配布パッケージ(NSIS インストーラ)の起動不良対策を中心に、vec0.dll のリソース配置と起動時コピーを実装。あわせて Toast UI Editor のダークモード化、RELEASE_v0.3.0.md の改訂、および MCP 経由での俳句・短歌解説の登録と LSA 再学習を実施した。
vec0.dll NOT FOUND および DB 初期化失敗(crashed background worker)が確認された。tauri.conf.json の resources を配列で指定していたため、バンドル時に _up_/_up_/node_modules/... のようなパスに配置され、resource_dir.join("vec0.dll") で見つからない。
"../../node_modules/sqlite-vec-windows-x64/vec0.dll": "vec0.dll" としてリソースルートに配置。exe_dir.join("vec0.dll") および exe_dir.join("resources").join("vec0.dll") をフォールバックに追加。さらに、見つかった dll を %APPDATA%\com.telosdb.app\vec0.dll にコピーしてから load_extension するようにし、パス差を吸収。Err を返して終了し、試したパスをメッセージとログに出力するように変更。src/backend/tauri.conf.json: resources をオブジェクト形式に変更。src/backend/src/lib.rs: BaseDirectory::Resource による resolve、exe_dir / resource_dir の複数フォールバック、app_data_dir へのコピー、resource_dir / exe_dir のログ出力、未検出時のエラー返却を実装。インストール後の実行パスに依存せず、vec0.dll を参照できるようになった。ユーザー環境では再ビルド・再インストール後に動作確認が必要。
tools/editor-bundle-entry.js: @toast-ui/editor/dist/theme/toastui-editor-dark.css を import に追加。src/frontend/components/main-panel.js: toastui.Editor のオプションに theme: 'dark' を追加。npm run build-editor でバンドルを再生成し、vendor/toast-ui/toastui-editor-bundle.css にダークスタイルを含めた。編集モーダルを開いた際にエディタがダーク表示となり、アプリのトーンと揃った。
npm run tauri build)、vec0.dll の初回コピーとログの場所を追記。利用者と開発者が、インストールとトラブルシュートの手がかりをリリースノートから参照しやすくなった。
project-0-TelosDB-TelosDB のツール add_item_text を呼び出し、path: "haiku-explanation.md"、content に俳句の解説(形式・歴史・季語・例句)を渡して登録。add_item_text で path: "tanka-explanation.md"、短歌の解説(三十一音・万葉集〜近代・例句)を登録。lsa_retrain を呼び出し、バックグラウンドで LSA 再学習を実行。俳句・短歌のチャンクがベクトル化され、意味検索の対象になった。MCP 経由でコンテンツ登録とインデックス更新が一通り完了し、TelosDB を「MCP の知識ベース」として扱う流れが確認できた。