2026-03-04: ブートログの充実と開発起動の安定化
1. 作業の理由と意図
- 背景: 起動時のログが簡素で、どこで時間がかかっているか分かりにくかった。また開発時(
npx tauri dev)にウィンドウが「127.0.0.1 の応答に時間がかかりすぎました」(ERR_CONNECTION_TIMED_OUT)となり、フロントが表示されない事象があった。
- 意図: ブートシーケンスにフェーズ名と経過時間を出して観察しやすくする。開発時はフロント用サーバーを先に起動し、応答を待ってからウィンドウを開くようにしてタイムアウトを防ぐ。
2. 実施した変更
ブートログの充実(lib.rs, mcp/mod.rs, mcp/system.rs)
- lib.rs: 起動開始時に
Instant を取得し、各フェーズで経過ミリ秒を出力。
[BOOT] Phase 1: Paths resolved (Xms)
[BOOT] Phase 2: vec0.dll ready (Xms)
[BOOT] Phase 3: Tray icon ready (Xms)
[BOOT] Phase 4: Initializing database... → Phase 4: Database ready (LSA-mode) (Xms)
[BOOT] Phase 5: Starting MCP server on 127.0.0.1:3001 ...
[BOOT] Setup complete (Xms). Window ready; MCP and LSA/HNSW continue in background.
- mcp/mod.rs:
[BOOT] MCP: run_server started、LSA/HNSW background task spawned (Xms)、Listening on 127.0.0.1:3001 (Xms) — ready for connections。MCP 受信ログを「MCP 受信」から「MCP receive」に変更(ログ文字化け防止)。
- mcp/system.rs: LSA/HNSW の各段階に
[BOOT] LSA: / [BOOT] HNSW: と経過時間を付与。LSA+HNSW: all done (Xms) を追加。
開発起動の安定化(tauri.conf.json, package.json)
- tauri.conf.json:
build に devUrl: "http://127.0.0.1:1474" と beforeDevCommand: "npm run dev:frontend" を追加。
- package.json:
dev:frontend スクリプト(npx --yes serve src/frontend -l 1474)を追加。
- これにより、Tauri が先にフロント用サーバーを起動し、1474 に応答があるまで待ってから
cargo run でウィンドウを開くため、ウィンドウ表示時の接続タイムアウトを回避。
ルール追加
- .agent/rules/documents.md: 「5. コミットする前にジャーナルを書くこと。」を追加。
3. 観察結果(起動ログ例)
- Tauri Setup: 約 92ms でウィンドウ準備完了。
- MCP: 約 1208ms で 127.0.0.1:3001 で待ち受け開始。
- LSA(20 文書): 約 9722ms。HNSW 含め LSA+HNSW 完了は約 9725ms。
4. その他
model_path 未使用の警告は未修正(意図的な残置のため)。